早崎法律事務所

離婚したい方は必見 離婚を有利に進める方法

離婚したい方は必見 離婚を有利に進める方法

いったん離婚すると決めたら、あとは相手を説得するだけ。
しかし、せっかくならより良い条件で離婚したいですよね。
そこで今回は、離婚を心に決めた人に向け、
有利に離婚を進める方法を伝授します。

話し合いの前にすべきこと

事前の準備が重要

離婚を有利に進めるためには、
なにより事前の準備が重要です。
まずは、どうして離婚をしたいのか、
その理由を書き出してみましょう。

性格の不一致の場合にはどういった部分が
いやなのかを詳細に書いておきます。
これは二人で話し合うときだけでなく、
調停や裁判のときにも役に立ちます。

また、浮気やDVで離婚する場合には、
念のため証拠となるものも用意しておきましょう。
証拠としては、メール、診断書、写真、日記などが
挙げられますね。

次に、離婚に際し決めなければならないことを
リスト化します。
預金をどうわけるか、今住んでいるマンションはどうするか、
子どもはどちらが育てるか、などです。

こういったリストを作ることで離婚がスムーズになるだけでなく、
「車をあげるから預金を頂戴」など交渉の切り札を考えておくこともできます。

別居も有用

離婚をする際に「別居をした方がいいの?」という
疑問を持たれる方がいます。
これについての答えはこうです。

「相手が離婚に反対する可能性があるのであれば、
すぐにでも別居をしましょう。」

別居期間が長いと、夫婦関係が破たんしていると
認定されやすくなるため、裁判でも有利に事が運びます。
また、相手から離れることで精神的に落ち着くという
作用もあるのです。

吉と出るか凶と出るか!?離婚を有利にする交渉テクニック

ここでは離婚を有利に進ませるための交渉テクニックを
ご説明します。
ただし、必ずしもうまくいくとは限りません。
使用する場合は自己責任でお願いします。

過大な要求をする

相手に過大な要求をしたあと、
要求のレベルを下げるというテクニックです。

例えば年収500万円の夫に対し、
「慰謝料として1000万円払って」と要求します。
年収2年分ですから、普通は要求を拒むでしょう。
そこで「じゃあ慰謝料は500万円でいい」と要求の
レベルを下げます。すると、今度は相手の主張が
合理的なように思えて要求を飲んでしまうのです。

同じような手法として、段階的に要求をさげる、
というものがあります。
これは訪問販売などで使われる手法で、
少しずつ要求を下げられると断りづらくなる、
という人間の心理を利用したテクニックです。

裁判をちらつかせる

裁判を切り札にするのは、以下の場合のみ有効です。

一つ目は、自分に裁判で勝算がある場合です。
裁判で勝てるのであれば、
協議や調停で強気に出ても怖くないですよね。

二つ目は、相手が立場上裁判を嫌がる場合です。
公的な地位についていたり、
狭いコミュニティにいたりする場合などですね。こ
ういったケースでは「条件をのまないなら裁判をします」
という強気な交渉をすることも可能です。

調停や裁判も有利に進ませたい

調停委員へのアピールが大事

調停において最も重要なことは、
仲裁役である調停委員を味方につけることです。
調停委員が味方になってくれれば、
一緒に相手を説得してくれますから、
調停は自分に有利に進むでしょう。

調停員を味方につける方法は至ってシンプル。
誠実に、真面目に対応することです。
まず服装は清潔で上品なものにしましょう。
間違ってもジャージやスエットで調停に臨んではいけません。
印象が大切だからです。

また調停員に対し、嘘をついたり、どなったり、
過度に感情的になってはいけません。
自分が信頼のおける人間だということをわかってもらうためです。

どれも単純なことばかりですが、
調停という不慣れな場に動揺してしまい、
意外とできないものです。
落ち着いて調停に出席し、
調停委員に自分の意見を聞いてもらいましょうね。

裁判のポイントは「証拠」

裁判離婚を有利に進ませるのは、
なんといっても証拠です。
裁判所は証拠から事実を認定しますから、
証拠がなければ話が進まないのです。

DVであれば診断書、けがの写真、暴言の録音、
浮気であればメールや写真を用意しておきましょう。

有責配偶者からの離婚は注意が必要

浮気した側が離婚請求をする、というのは
珍しい話ではありません。現在の夫や妻より、
浮気相手と結婚したい…なんてよく聞きますよね。
これを「有責配偶者からの離婚請求」といいます。

しかし、浮気をした側は裁判において圧倒的に
不利な立場にあります。
長期間の別居、未成年の子どもがいないなど
一定の条件を満たした場合を除いて、
基本的に裁判での勝ち目はありません。

そのため、有責配偶者が離婚したいと思ったら、
協議離婚や調停離婚で決着をつける必要があるのです。

ここまででお分かりかと思いますが、
有責配偶者の立場は非常に弱いです。
財産分与や親権は自ら放棄する覚悟が必要でしょう。
離婚することを第一目標に、下手に交渉を進めてくしかないのです。

まとめ―何事もお早めに

離婚をスムーズに進ませるには、
常に先手をうって準備をしておくことが大切です。
早めに弁護士にも相談しておきましょう。

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