早崎法律事務所

離婚届の書き方と注意点 保証人の選び方

離婚届の書き方と注意点 保証人の選び方

夫婦で離婚の話し合いがまとまり、
あとは離婚届を出すだけ…

とはいうものの、離婚届の書き方を熟知している人は
そうそういないでしょう。
せっかく書類を作成したのに
記入不備で受理されない、
なんてことは避けたいですよね。

今回は、
離婚届の入手方法から保証人の選び方まで、
離婚届の書き方をご説明します。

離婚届の入手方法と提出方法

離婚届は市町村役場の戸籍窓口に行くと
もらうことができます。
費用はかかりませんので安心してください。
また、時間がないという人はインターネット上から
離婚届のデータをダウンロードする方法もあります。

この場合には、A3用紙にコピーしなければ
ならないので気をつけましょう。
wordデータではなく、
pdfデータでダウンロードすればコンビニで
コピーすることが可能です。

記入した離婚届は市町村役場の戸籍窓口に
持っていきます。
提出者に制限はなく、誰が提出しても構いません。

役所の開館時間は、
基本的に午前9時~午後5時となっていますが、
離婚届に関しては時間外でも受理してくれます。

離婚届の記入方法

離婚届の記入方法を見ていきましょう。
実際の記入欄に沿って説明していきます。

届出の日付

離婚届の作成日ではなく、
実際に役所に提出する日付を記入します。
「離婚した日」は正確には受理された日になりますが、
記入不備がなければ提出した離婚届は
すぐに受理されます。

調停や裁判離婚の場合は、調停成立(判決)から
10日以内に離婚届を提出しなければならないので
注意が必要です。

届出先

届出先は夫婦の本籍地の市区町村長宛です。
本籍地に届出できない場合は、
戸籍謄本を添付してください。

氏名、生年月日

ここでいう氏名とは旧姓ではなく、
婚姻中の姓のこと。
必ず自署しましょう。

住所

別居をしている場合には、
住民登録をしている場所を記入します。

本籍

夫婦の本籍地と戸籍筆頭者
(戸籍の最初に記載されている人)の氏名を
書きましょう。

父母の氏名

父母の氏名を記入します。
ここは自署でなくて構いません。
養父母の場合は「その他」の欄に記入します。

続き柄

父母からみて何番目の子どもか
(長男、二男など)を書きます。

離婚の種別

離婚方法によって印をつける欄が変わります。
裁判所を通していない場合は協議離婚です。

婚姻前の氏にもどる者の本籍

旧姓に戻る場合のみ、この欄を記入してください。
離婚後も婚姻中の姓を名のるのであれば、
この欄は空欄になります。

未成年者の子の氏名

未成年者の子がいる場合は、
必ず親権者(お金を出して実際に養育する人)を
決めないといけません。

別居する前の仕事

夫婦のうち、収入が多かった方の仕事を
6つの分類から選びます。

夫婦の職業

「国勢調査のある年の4月1日から
翌年の3月31日までに、
離婚届を提出するときに記入してください」
とありますが、
協議離婚の場合にはかならず記入が必要です。

その他

例えば、父母が養父母、証人が自著できない、
未成年の子どもの出生届が提出されていない
などの場合に使用します。
イレギュラーがあったときに記入する欄ですので、
記入前に役所で確認をとりましょう。

届出人

夫婦で同じ印鑑を使うことはできません。
認め印で構いませんので、
異なる印鑑を使用しましょう。


証人を探そう


証人はかならず必要?資格はあるの?

まず疑問に思うのは
「必ず証人をつけないといけないの?」といことですね。

証人が必要になるのは、協議離婚の場合だけです。

つまり、裁判所を通さず、
話し合いで離婚する場合のみこれを保証する人が
必要になってきます。

次に証人の資格について見ていきましょう。
証人になれるのは、20才以上の成人です。
夫婦の離婚を知っている人であれば
誰がなっても構いません。
通常ですと、両親や友人、
上司に頼むケースが多いようです。

また保証人は2人必要となっていますが、
妻と夫がそれぞれ用意する必要はありません。
夫が知人2人に頼む、という方法でも良いのです。

では、保証人を探せないケースや、
知り合いに頼みたくない場合は
どうすれば良いのでしょうか。

この場合には、弁護士や行政書士、
民間の証人代行サービスを利用することが可能です。

費用はかかってしまいますが、
知り合いに負担をかけたくないとの思いから、
こういったサービスを利用する人も少なからずいます。

証人がすべきこと

証人となった人は、
離婚届の右側に自筆で氏名、生年月日、住所、
本籍を記入し、押印します。

離婚届にサインしたからといって、
証人が負担すべきことはありません。
離婚届における証人には、
単に「この夫婦の離婚を見届けました」という
意味しかないからです。
そのため、証人を頼む人も頼まれる人も、
リスクについては考えなくてよいでしょう。

まとめ―記入不備には気をつけて

離婚届の書き方において、
取り立てて難しいことはありません。
用紙の形式に沿って埋めていけば、
専門家の手を借りずとも
自分で完成させることができます。
しかし、不備があると離婚届が受理されず、
書き直す手間が生じてしまいます。
わからないことがあれば役所に聞いてから
記入すると良いでしょう。

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